大人のニキビの原因、角栓を改善するたった一つの簡単な方法

何気なく顔を触ると気になるのが、プツプツとできた白い角栓。鏡をよーく見ると、鼻だけでなく、あごやニキビにも角栓がビッシリ…。「毎日、洗顔やクレンジングをしっかりしているのにどうして…？」と嫌になってしまいますよね。角栓は、分泌された皮脂が酸化して角質と混ざりそれが毛穴に詰まった状態です。角栓をそのまま放置すると、炎症を起こしニキビの原因になったり、肌にザラつきがでて、ファンデーションが浮いてしまう原因になったりしてしまいます。

角栓そのものができないようにするには、「皮脂を出さないようにする」ことと「皮膚のターンオーバーを整え、角質をしっかりと取り除く」ことが必要になってきます。そこで、「皮脂を出さないように食生活を見直しましょう」とか、「酵素洗顔を使って角質を溜めないようにしましょう！」とか言われているわけです。ただ、「油ものを控えているのに、脂性肌が改善しない…」「酵素洗顔使っているけれどあまり効果がわからない…」という方も多いのではないでしょうか。食生活を変えたり、洗顔で肌を整えていくことは、もちろん角栓ができにくいお肌を作っていくうえで必要不可欠なのですが、ただ、「今日！この角栓をどうにかしたい！」という方が満足できる方法ではありません。ここでは、「今日！今すぐ！！この角栓をどうにかしたい！」というあなたに一気に角栓が除去できる裏ワザをこっそり教えちゃいます。

用意するのは、たった１つ！「赤ちゃん用のガーゼタオル」を用意せよ！

まず、用意して頂くのは、赤ちゃん用のガーゼタオルです。ガーゼタオルは、木綿の糸で出来ているので、お肌の弱い赤ちゃんの肌に大変適している素材です。通常のパイルタオルは、吸水性はガーゼよりも高いのですが、表面のパイルがザラザラとしているのでお肌を傷つけてしまいます。ガーゼタオルは、横糸と縦糸を平編みしている素材なので、肌あたりが良いのが特徴。お肌に触れても、パイルタオルほどお肌を傷つけることはありません。普段はあまりなじみがありませんが、生まれたばかりの赤ちゃんをお風呂に入れるときや、体を拭くとき、口元を拭くときなど、子育てには必要不可欠の素材です。このガーゼタオルをつかって、毛穴に詰まった角栓を一気に除去することができます。

ガーゼタオルで角栓を除去する方法がこちら！

まず、ガーゼタオルをお湯に浸し、塗れたガーゼタオルに少量の洗顔をのせ、泡立てます。そして、泡立ったガーゼタオルで優しく角栓の気になるところをクルクルとなぞるだけ。これだけです。とっても簡単でしょう？ガーゼタオルの、細かな生地の織り目が、通常では取り切ることのできない角栓をからめとってくれます。あまり力を入れ過ぎると、お肌が痛んでしまうので、優しくからめとるのがポイント！肌が乾燥していると、なかなか角栓が浮き出ないこともあります。そんな時は、蒸しタオルで毛穴を緩めるようにすると角栓が取れやすくなりますよ。お風呂に浸かった後にしても、蒸気でお肌が柔らかくなるのでオススメです。クルクルとガーゼタオルで角栓を取った後は、いつも通りぬるま湯で顔を流せばＯＫ！これまであらゆる手を尽くしても取れなかった頑固な角栓が取れ、ツルツルお肌の手触りに驚くはずです。

角栓を取った後のお手入れの方法がこちら！

角栓をとった後のお肌はとってもデリケートです。ガーゼで優しく角栓をからめとったとはいえ、本来であればまだまだ剥がれ落ちない細胞だったことには変わりはありません。除去後は、しっかりと保湿をし、肌を乾燥させないように注意してください。１０代や２０代の方だと、皮脂腺の働きが活発なので、「普段は乳液やクリームはつけない」という方も多いかと思いますが、乾燥を防ぐために最低限、乳液までは付けるほうが望ましいです。また、３０代以降の方は、特に保湿が重要です。角栓がとれた毛穴は、ポコッと穴が開いている状態になっているので、ここが乾燥していると、「老化毛穴」と呼ばれる毛穴がたるんだ状態を引き起こしてしまいます。こうなると、せっかく角栓がとれても、肌の状態が改善したとは言えなくなるので、アフターケアはいつも以上にしっかりと行うようにしましょう。

ガーゼタオルはどこで売っているの？

赤ちゃんがいる家庭でない限り、ガーゼタオルは、なかなか目に入ることも、購入することもないと思います。ガーゼタオルは、１００均やドラッグストアなどで取り扱いがあります。絆創膏などがあるコーナーや、赤ちゃん用品の売り場などにおいてあることが多いです。価格も１００円～２００円くらいなので、気軽に購入することができます。